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『忍道 戒』(しのびどう いましめ)は、アクワイア制作のビデオゲーム。 登場人物 飛鳥忍者 鴉のゴウ 黒鷹のザジ 金糸雀のキヌ 大鷲のタイガ 大名 一条信輝 赤目影虎 貞女 喪巣忍者 揚羽 薄羽 毛伸忍者 蛇蜻蛉 渦虫 多羅場忍者 冑 その他 オンジ 我無乱 蛮族 姫
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忍道 戒(しのびどう いましめ) part46-165~169,174~179 隠しED:当サイト連絡用掲示板内「差し替え・追加スレッド」-343 165 :忍道 戒:2009/06/07(日) 02 15 36 ID +vnzzpaUP 【はじめに】 室町時代末期。 応仁の乱により幕府の支配力は衰え、小国・宇高多(ウタカタ)にも戦の気配が迫っていた。 大名・一条家と共にウタカタを守ってきた飛鳥忍軍が一夜にして壊滅したのである。 その機を逃さず隣国の大名・赤目が動き出す。 【本編】 谷間を流れる川、その河原で一人の男が目覚める。 河原に突き刺さる刀、忍装束・・・だが自分の名前すら思い出せない。 猫の鳴き声に振り返れば竹林の向こうに小さな小屋があるではないか。 そして縁側の光る石に惹かれて手にとると目眩と共に幻影が・・・ ―村を襲う大筒を抱えた男達 ―館の中、頭巾の男の手が怪しく光る ―輝く玉石が砕け散る ―逃げてと叫ぶ女の声 ―爆発する館 ―飛び散る石の欠片 今のはいったい? そこへ一本の矢が飛んできて小屋に突き刺さる。矢には文が括りつけられてあり、 それよると男は魂を抜かれているという。光る石はその欠片、中に見えるは男の過去。 男の身に何が起こったのか? それを知るためにも欠片を集めよと書かれ、最後に父である一条家当主を頼りウタカタの 城へ行ってみてはどうかと結ばれていた。 一条家の嫡男であると知った男は考えていても始まらないと城を目指す。 166 :忍道 戒:2009/06/07(日) 02 16 38 ID +vnzzpaUP ウタカタ城-未だ築城途中のその城に入ろうとすると門番にとがめられる。 一条家の嫡男だと告げるも鼻で笑い曲者だと人を呼ばれる始末。故に強行突破することに。 一条家当主・一条信輝、天守にてアムリタ教教祖・貞女(サダメ)と会談中。 何かを断られている様子。そこへ記憶喪失の男が乱入してくる。 生きていたのか鴉!と信輝。 その名は飛鳥の鬼忍者として貞女も知るところであった。 記憶のないことが伝わると信輝は貞女に一時席を外してもらおうとするがアムリタは 大名には従わないとそのまま帰ってしまう。去り際に赤目にも言っときなと窓の外に向かって 叫ぶと慌てて逃げていく赤目の間者。 この一件で優れた忍びが記憶を無くしたこと、その忍びが欲するものがあることが ウタカタの地を狙う赤目家・アムリタ教にも知れ渡り、鴉を懐柔しようと以後何度も接触してくる。 #アムリタ教は仏教です。本尊は阿無璃他仏。一向一揆で有名な一向宗の本尊アミダ仏の #もじりっぽいし似たような役割かと。 ワシが呼んだ時以外ここへは来るなと追い返された鴉はとりあえず林の小屋に居着くことに。 もちろん一条家の嫡男では全然なかった。 むしろ矢文の主、自称通りすがりの名も無きオンジ(おじいさん的な意味合?) が焦り、父のような存在だったかもという意味で書いたと訂正の矢文を飛ばす。 言葉が足らなかったとは言えそもそも嫡男なんて一言も書いてなかったし。 とまれこのオンジ、鴉を見捨てては置けぬとその後もいろいろ助言してくれる。 ただし詮索無用と矢文での一方的な接触のみ。 その後、光る石を探すのは大名達の情報網を利用するが吉とのオンジの助言に従い、 大名達からの諜報・謀略・破壊工作etcの依頼をこなしていくことに。 #ちなみにオンジや大名達から来る矢文はこの地区担当の矢文屋さんが一人で届けてます。 依頼をコツコツやってると光る石の目撃情報が入る。 (どこにあるかはランダムなので入手経緯は省略して)石を覗き込むと・・・ ―次々と浮かぶ顔・顔・顔 ―誰かが叫ぶ。お前のせいだぞっ!! 167 :忍道 戒:2009/06/07(日) 02 17 22 ID +vnzzpaUP オンジからの矢文によると光る石は全部で8つ有る模様。だが既に誰かに拾われウタカタ中に 散ったという。 さらには飛鳥忍軍の後釜を狙い各地から忍びの集団が続々と入ってきているとのこと。 一つは戦を重んじ武具で身を固めた鋼の集団、タラバ忍軍。 一つは奥州の一大勢力、ケノビ忍軍。 一つは女だらけの美しき暗殺者、モス忍軍。 ほどなくして鴉もそれら忍軍と対峙することとなる。 とある任務でタラバ忍軍と邂逅する鴉。 重厚な鎧をまとい大筒を背負ったその姿は光る石の中で垣間見た村を襲った者たちではないか!? なにゆえ里を襲ったか問うも我らは雇われただけと返ってくるのみ。 また別の任務ではモス忍軍の首領、双子のくの一と戦う。 戦いには勝利するも殺す理由は無いと止めを刺さずにいると、理由も無しにうちらの妹を 殺したのはあんたやとなじられ、次はこうはいかへんでと去っていく。 そのころ町では飛鳥忍軍は祟りで滅んだとか、飛鳥攻めには内通者の手引きがあったとか 噂になっていた。噂を流したのは誰だ? 第3の光る石の情報が入る(ランダム) 入手して石を覗き込むと・・・ ―顔・顔・顔 ―血まみれのモスの双子首領 ―頭巾の男と立ち並ぶ飛鳥忍び ―双子と同じ顔のくの一が倒れている ―止めろとうめく声 ―くの一に刃が迫る ―立ち去る頭巾の男。残った飛鳥忍びの顔が大きく迫る この男のせいで何かに巻き込まれたのだと直感的に悟る鴉。 168 :忍道 戒:2009/06/07(日) 02 18 50 ID +vnzzpaUP 遂に戦が始まる中、もくもくと依頼をこなす鴉。 そんなある日任務の帰りに一人の忍びに襲われる。 その顔、眼帯を付けてはいるものの石の中に現われたあの飛鳥忍びではないか!? その体術のキレは凄まじくかろうじて一太刀入れるとなにも言わず消え去ってしまう。 第4の光る石の情報が入る。ウタカタの外れ、荒れ果てた村落に有るという。 その村で鴉は一人のくの一と出会う。 くの一の名はキヌ。鴉と同じ飛鳥忍び。そしてこの村こそ飛鳥忍びの里だという。 鴉の記憶喪失も既に知っている模様。 里を滅ぼしたのは誰の仕業かと問う鴉にガムランの名を挙げるキヌ。 ガムランとは一体? あの時あなたが・・・とキヌが何かを言いかけたときタラバ忍軍首領の奇襲を受ける。 が、キヌと協力しタラバ首領に手傷を負わせると抜け殻に用はないと毒づき去っていく。 ふと辺りを見渡せば光る石。首領の狙いもこの石だったか? 覗き込むと・・・ ―飛鳥の里、そこにはキヌの姿が。 視線がズレ、祠が視界に入る。すると祠には近づくなと白髭の男が現われる。 言い伝えは聞くものよとキヌが続き、頭上からも真面目に薬草を探せと声が降ってくる。 見れば木の上に一人の男。 白髭の男、無闇に木を傷つけるなと木の上の男=ザジをたしなめる。つぼみが薬になると 言い訳するザジに忍びたるものわずかな痕跡も残すなと足場に使ったのであろう幹に 刺さったクナイを指差す。 修行が足らんなとからかう鴉の声に貴様も同じことをしただろとザジの指差した先には クナイの傷跡が。 見つからねば勝ち、それが忍びだと鴉・・・ 振り向けば背後に件の木が。鴉、仲間のことを思い出す。だが無情にも生き残ったのは 鴉とザジだけと告げられる。 それでも一人じゃなかったと喜ぶ鴉は飛鳥を再興させようとキヌの手を取る。 が、ここで一つの疑問が浮かぶ。なぜザジは鴉を襲ったのか? キヌ、あなたにはまだ思い出さなければいけないことがあると去ってゆく。 169 :忍道 戒:2009/06/07(日) 02 19 53 ID +vnzzpaUP 第5の光る石の情報が入る(ランダム) 入手して石を覗き込むと・・・ ―山と崖に囲まれた飛鳥の里 崖下から頭領の屋敷を見上げる頭巾の男と鴉。鴉はあんなボロ屋敷半刻で落とせると豪語する。 頭巾の男には難攻不落の地形に見えたが鴉の考えは違っていた。現在の火器を使えば あの地形が仇になると。 里の奴らは甘い、平和ボケした烏合の衆だと不満をあらわにする鴉・・・ ―とある町 血まみれのモスの双子首領。さらに双子と同じ顔のくの一も倒れている。 ザジの制止を無視してくの一に刃を振り下ろす鴉。 忍びの道を何だと思ってるとなじるザジに強くなるための道具、それ以外なにがあると 嘲るかのように返し頭巾の男と共に去っていく鴉・・・ ―燃え上がる飛鳥の里 頭巾の男=ガムランが鴉の前に現われる。 なぜここに? 鴉の問いに半刻で落とせるというからやってみたまでとガムラン。 ザジが叫ぶ。これはどういうことだ鴉!! ガムランの投げた槍がザジの目をえぐる・・・ 鴉の身に起きたこと、それは全て鴉自身が招いたことだった。 「なんてことだ・・・・・・許してくれ・・・・・・」 174 :忍道 戒:2009/06/07(日) 23 20 29 ID +vnzzpaUP その頃、とある宿場町でケノビ忍軍が牛車を取り囲んでいた。いずこからか商人の娘の 誘拐を請け負っていたのだ。牛車の扉を上げると飛鳥くの一キヌ。扉閉める。 任務失敗を悟るケノビ忍び達だったが幹部Aが逆転の発想でがキヌを誘拐しようと言い出す。 そして脅迫状は鴉の元へ届く。 #書きそびれてたけどケノビ忍軍は首領は来てなくて幹部2人に率いられてます。 #短気な幹部Aと鈍い幹部B・・・幹部というか小頭とかそんな感じ? 有り金を持って指定の場所へ急ぐ鴉。そこには捕らわれのキヌとケノビ幹部二人が。 近づく鴉。ドンドン、ドンドン近づいてそのまま斬りかかる。 なんの迷いも無いその太刀筋にこれは敵わぬと逃げ出すケノビ幹部。 だが戦いのダメージで足元のおぼつかない幹部Aは水車に巻き込まれ溺死してしまう。 それはさて置き解放されたキヌの懐から光る石が落ちる。 石を覗き込むと・・・ ―キヌが止めるのも聞かず祠の封印を解く鴉。 闇の中浮かび上がる一振りの剣。 闇が凝り固まり人の手の様に鴉へと伸びる。鴉を庇いとっさに祠を閉じるキヌと キヌの腕を這い上がるように侵していく闇。 助けてと叫ぶキヌ。びゅるりと鈍い音と共に暗転・・・ 祠から現われたもの、それがガムランだとキヌは考えていた。 ガムランと出会ってからの鴉の良くない部分はどんどん強くなっていったという。 ガムランを封印から解き放ち飛鳥に攻め込む手助けをする・・・ 全ての現況は鴉だった。思い出さなかった方が良かったんじゃないとキヌ。 だが過去に向き合わなければ飛鳥を取り戻せないとキヌの協力を得てガムランの謎を追う。 なぜ鴉を殺さず記憶を奪ったのか? 鴉は一体なにを見たというのか? 175 :忍道 戒:2009/06/07(日) 23 21 37 ID +vnzzpaUP ガムラン、一向に光る石を見つけ出せないタラバ忍軍と揉める。 なら自分で探せと立ち去ろうとするタラバ首領を指も触れずに持ち上げ、叩き落す。 体を操るは易し、されど心を操るは至難・・・それも魂の欠片に秘められた呪文があれば 全て意のまま・・・ そう呟くガムランに暗い目を向けるタラバ首領。 モスの双子首領、キヌに化けて鴉を不意打ちしようと企む。 ケノビ幹部B、幹部Aの墓を前に仇討ちを誓う。 飛鳥忍びザジ、再び鴉を襲うも失敗に終わり説得の声を振り切り闇へ消える。 そして第7の光る石の情報が入る(ランダム) 入手して石を覗き込むと・・・ ―飛鳥の里を襲うタラバ忍軍 ―瀕死の飛鳥頭領、禁術を守れと鴉に言い残す ―火の手の上がった屋敷の中、書を開き巻き物を解く鴉。 ―禁術を見つけ出した鴉の背後にガムランが立つ ―追い詰められる鴉、貴様に渡すくらいならと炎の中に巻き物を投じる ―愚か、と呪文を唱え出すガムラン。その手は鴉に向けられ・・・ 鴉、遂にガムランの狙いを突き止める。 176 :忍道 戒:2009/06/07(日) 23 22 18 ID +vnzzpaUP ウタカタ城完成間近。 だが天守に飾る黄金のシャチホコを何者かが狙っているという。噂ではシャチホコの目が 夜な夜な怪しい光りを放つとか。 最後の欠片では?とウタカタ城を目指す鴉だったが道中の森にガムランが待ち伏せていた。 とっさに手裏剣を投げるも素通りしてしまう。 お前と遊んでる暇は無いとガムランのかざした手が呪文と共に鴉に迫る。 ウタカタ城落成式。 祝いの宴をひらく一条信輝。そこへ領民から祝いの巨大な熊の生け捕りが届く。 だがこの晴れの日に城へやってきたのは民達だけではなかった。 それぞれの思惑により飛鳥・モス・ケノビ・タラバの4忍びが結集しようとしていた。 #プレイ方針にもよるが落成式までには一条・赤目・貞女のうち一人は暗殺済みと思われ。 #一条家が滅んでても別勢力が城を完成させるけど暗殺されたのは貞女ってことでよろ。 モスのニセキヌとその妹、鴉を求め城にやってくるも本物のキヌとばったり出会ってしまう。 そこへ檻を破って逃げ出した巨熊が現われる。 妙に人間臭いその熊は華麗な体術を見せてモス首領の妹を投げ飛ばしてしまうではないか。 その技のキレにキヌ sは鴉を思い浮かべる。 鴉なの?とつい洩らしたその言葉に激しくうなずく熊。ガムランの魔手により鴉の魂は 熊の中に押し込められていたのだった。 熊を前にあたしが本物と言い争うキヌ sだったがその争いはすぐに決着がつく。なぜなら キヌの右手は義手なのだから。 これで分かったでしょと外した右手を見せ付けるキヌ。だがそれを見ていたのは鴉だけではなかった。 分かったぞと叫び頭上から降ってくるケノビ幹部B。彼もまた飛鳥忍びへの復讐の機会を 狙っていたのだ。そしてその巨体は右手を「外さなかった」方のキヌをプチリと押しつぶす・・・ 妹ブチ切れ。 「お前らみんな、死んどけーーーーーっ!!」 タラバ首領、その騒ぎを他所に天守に飾られたシャチホコから光る石を抜き取る。 禁呪の秘密を手に入れた興奮のあまり高笑いをする首領に当然鴉も気付くが、ここは あたしに任せてとキヌが追うことに。モス妹も逃げるケノビ幹部Bを追って去ってゆく。 仕方なく小屋に帰る鴉だったが、今すぐ元の肉体を見つければ戻れるかもとのオンジの 助言に従い森へと走る。 177 :忍道 戒:2009/06/07(日) 23 23 00 ID +vnzzpaUP タラバ首領、ガムランを裏切り人を意のままに操るという禁術の実験台にしようとする。 だが、禁術はその効果が大きいだけにいつでもどこでも使えるという類のものではなかった。 焦るタラバ首領。ならばと配下の忍び達と共に大筒を撃ちまくるが、その弾はガムランの 眼前でピタリと止まったかと思うとタラバ忍びへと弾き返される。 その圧倒的な力の前に屈服するタラバ忍軍。 ガムラン、月を見上げるといよいよ次の満月がそのときと吠える。 一部始終を見ていたキヌ、長居は無用と立ち去る。 森の中、無事体を見つける鴉。そのまま気が遠くなり倒れてしまうが目覚めた時には 体は元通りに。そして目の前には一匹の猫。なんとこの猫、人語を話すではないか。 もののけかと跳び退く鴉だったが、この猫こそ鴉に数々の助言を与えた矢文の主オンジだった。 彼もまたガムランの手により魂を抜かれた者。 修験者として旅をする中ガムランと出会い、深入りしすぎたためか抜魂術の餌食となったのだ。 肉体は既に灰になったものの、それでもガムランの謎を追い続けたオンジに彼の知る 全てを教えられる。 900年前、修験者達の戦いがあったという。 屍を蘇らせる反魂術を巡って良き修験者達と悪しき修験者が争ったのだ。 戦いは良き修験者達が悪しき修験者をかろうじて封印するという形で幕を閉じた。 以来、封印の祠と反魂術を守り続けた修験者達。そう、彼らこそが飛鳥忍びの祖先なのである。 一方、悪しき修験者は自らの魂を抜き出して祠の中で生き続けていた。 その悪しき修験者こそがガムランであり、封印からは解き放たれたものの所詮は魂だけの存在。 その不安定さゆえガムランにはそう多くの時間は残されていなかった。 鴉は朽ちた肉体を取り戻すため利用されていただけなのか? そしてオンジの魂もまた、猫本来の魂へ溶け去ろうとしていた。 鴉、改めてガムランを倒すと誓う。だが同時にガムランに勝てるのかと不安が首をもたげる。 ザジ、三度鴉の前に姿を現す。 密かにザジと繋がっていたキヌによりガムランの謎は全て筒抜けだった。 ザジ、ガムランの屍を焼き払おうと祠に行ってみたもののは既にもぬけの殻だったことを告げる。 鴉、許せとは言わないが今の俺を見てくれと懇願するがどうしても納得できないザジは 去ってしまう。ザジもまたガムランと一人戦う決意をしていた。 一条信輝、ガムランが赤目と手を組んだとの情報を得る。 死人の軍団を造り上げんとするガムランの存在を危惧し、遂に赤目・ガムランの抹殺を決意。 そして赤目の死を持ってウタカタの戦は終結する。 だがガムランはとうとう現われなかった。 178 :忍道 戒:2009/06/07(日) 23 23 42 ID +vnzzpaUP 反魂術には大量の影の力が必要。すなわち時は満月、そして場所は封印の地飛鳥。 ガムランはそこへ現われると予見するオンジ。キヌの執拗な説得によりザジも鴉との 共闘を承諾する。 飛鳥の里。そこにはタラバ忍軍の影が。 タラバの守りを突破し封印の祠へ近づく鴉とザジ。先行する鴉の合図を受け飛び出す ザジだったが、そこへ陰に潜んでいたタラバ首領の凶弾が襲いかかる。 ザジ死す。 先の合図は鴉の罠だったのかと絶望の中その命は散っていった。 怒りの鴉、タラバ首領を切り伏せる。 一足遅れてキヌ。ザジの無惨な姿を見てガクリと膝を付く。 そして里に響き渡るガムランの笑い声。ガムランの肉体は既に復活していたのだ。 襲いくるガムランの念動術をかいくぐり何度も斬りかかる鴉だったが如何なる秘術か その身は刃をまったく受け付けない。だがそこへキヌの背後からの一撃が。 苦痛の呻きを洩らすガムラン。 キヌの手に光る一振りの剣、それは祠に封じられていたあの剣ではないか。 これならばと思ったのも束の間、念動術により吹き飛ばされ剣を落としてしまうキヌ。 止めの一撃と手を振りかざすガムランだったがそこへオンジが飛び掛る。とはいえ非力な 猫の身、容易く吹き飛ばされてしまうがその一瞬の隙を突き、封印の剣を手にした鴉が 遂にガムランを討ち果たす。 この戦いでオンジもまた命を落とす。そして鴉は最後の魂の欠片を砕き反魂術を永遠に葬り去る。 飛鳥の里に朝が来る。 飛鳥の再興-それが残された者の務めと鴉は考えていたが、キヌはザジの死に深く心を痛めていた。 「この業は背負って行かねばならない・・・別々にね」 そう言ってキヌは鴉を拒絶し何処へともなく去っていくのだった。 おわり 179 :忍道 戒:2009/06/07(日) 23 24 38 ID +vnzzpaUP 鴉の物語はこんな感じ。 これに絡んで、一条・赤目・貞女が生き残る3つのエンディングがあり 一条の場合、勢力一つ潰した辺りで自分は戦乱の世を生き抜く器じゃないと弱音を吐き、 出家しようと考えてるのを鴉に打ち明けてラストは鴉みたいのが戦乱の世を生きるに 相応しいとか言って一人旅立っていく。 赤目の場合、勢力一つ潰した辺りで不治の病を患ってると打ち明けられる。 (そのためか、資金潤沢なのに戦の準備整わないまま無理にウタカタに攻め入ってきてる) ラストでも全然元気だったけどね。そんで鴉は行方不明。 貞女の場合・・・なんか愚痴聞かされる。これも鴉は行方不明。 も一つ3勢力とも残ってる隠しエンドがあるけどこれはガムランを警戒して一時休戦するも ガムラン死ぬからまた戦が始まるって終わり方。詳しくはPART31の214あたりにあった。 あとモス首領の妹とケノビ幹部Bは最後の方で決闘申し込んでくる(ランダム?) 受ければ殺せて残党撤退ってなるけど受けない/申し込まれない場合は モス妹>生き残ったのは運が良かったんだと前向きに考えて残りの人生を姉妹の供養に捧げる。 ケノビ幹部>鴉が熊に変身したことにビビって故郷に帰る。そこから呪いを掛けてくるらしい。 以上です。 343:忍道 戒:2011/09/24(土) 10 58 49 ID ??? 隠しED ザジがプレーヤーの行動で命運を大きく左右される理由が発覚 8章までに大名の信頼を全員41以上にすることで発生するED 誰も暗殺しなくてよい それが和平EDである ザジが串刺しにされた後が変わり、三勢力の部下がザジを救助する 最後にキヌの肩を借りて背を向けたザジを斬り付けなかったため、ザジ、キヌとともに飛鳥再興を匂わせるEDとなる ちなみに、続編の忍道2では一条が勝利、貞女は死去、影虎は勢力を失い落ち武者になっている。また、鴉とキヌは出稼ぎをして飛鳥を支えている。 他にも、ケノビは渦虫が頭領となりモス妹は活動再開、タラバは頭領不在状態を維持し任務を続行する。
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忍道 戒(しのびどう いましめ) part46-165~169,174~179 隠しED:当サイト連絡用掲示板内「差し替え・追加スレッド」-343 165 :忍道 戒:2009/06/07(日) 02 15 36 ID +vnzzpaUP 【はじめに】 室町時代末期。 応仁の乱により幕府の支配力は衰え、小国・宇高多(ウタカタ)にも戦の気配が迫っていた。 大名・一条家と共にウタカタを守ってきた飛鳥忍軍が一夜にして壊滅したのである。 その機を逃さず隣国の大名・赤目が動き出す。 【本編】 谷間を流れる川、その河原で一人の男が目覚める。 河原に突き刺さる刀、忍装束・・・だが自分の名前すら思い出せない。 猫の鳴き声に振り返れば竹林の向こうに小さな小屋があるではないか。 そして縁側の光る石に惹かれて手にとると目眩と共に幻影が・・・ ―村を襲う大筒を抱えた男達 ―館の中、頭巾の男の手が怪しく光る ―輝く玉石が砕け散る ―逃げてと叫ぶ女の声 ―爆発する館 ―飛び散る石の欠片 今のはいったい? そこへ一本の矢が飛んできて小屋に突き刺さる。矢には文が括りつけられてあり、 それよると男は魂を抜かれているという。光る石はその欠片、中に見えるは男の過去。 男の身に何が起こったのか? それを知るためにも欠片を集めよと書かれ、最後に父である一条家当主を頼りウタカタの 城へ行ってみてはどうかと結ばれていた。 一条家の嫡男であると知った男は考えていても始まらないと城を目指す。 166 :忍道 戒:2009/06/07(日) 02 16 38 ID +vnzzpaUP ウタカタ城-未だ築城途中のその城に入ろうとすると門番にとがめられる。 一条家の嫡男だと告げるも鼻で笑い曲者だと人を呼ばれる始末。故に強行突破することに。 一条家当主・一条信輝、天守にてアムリタ教教祖・貞女(サダメ)と会談中。 何かを断られている様子。そこへ記憶喪失の男が乱入してくる。 生きていたのか鴉!と信輝。 その名は飛鳥の鬼忍者として貞女も知るところであった。 記憶のないことが伝わると信輝は貞女に一時席を外してもらおうとするがアムリタは 大名には従わないとそのまま帰ってしまう。去り際に赤目にも言っときなと窓の外に向かって 叫ぶと慌てて逃げていく赤目の間者。 この一件で優れた忍びが記憶を無くしたこと、その忍びが欲するものがあることが ウタカタの地を狙う赤目家・アムリタ教にも知れ渡り、鴉を懐柔しようと以後何度も接触してくる。 #アムリタ教は仏教です。本尊は阿無璃他仏。一向一揆で有名な一向宗の本尊アミダ仏の #もじりっぽいし似たような役割かと。 ワシが呼んだ時以外ここへは来るなと追い返された鴉はとりあえず林の小屋に居着くことに。 もちろん一条家の嫡男では全然なかった。 むしろ矢文の主、自称通りすがりの名も無きオンジ(おじいさん的な意味合?) が焦り、父のような存在だったかもという意味で書いたと訂正の矢文を飛ばす。 言葉が足らなかったとは言えそもそも嫡男なんて一言も書いてなかったし。 とまれこのオンジ、鴉を見捨てては置けぬとその後もいろいろ助言してくれる。 ただし詮索無用と矢文での一方的な接触のみ。 その後、光る石を探すのは大名達の情報網を利用するが吉とのオンジの助言に従い、 大名達からの諜報・謀略・破壊工作etcの依頼をこなしていくことに。 #ちなみにオンジや大名達から来る矢文はこの地区担当の矢文屋さんが一人で届けてます。 依頼をコツコツやってると光る石の目撃情報が入る。 (どこにあるかはランダムなので入手経緯は省略して)石を覗き込むと・・・ ―次々と浮かぶ顔・顔・顔 ―誰かが叫ぶ。お前のせいだぞっ!! 167 :忍道 戒:2009/06/07(日) 02 17 22 ID +vnzzpaUP オンジからの矢文によると光る石は全部で8つ有る模様。だが既に誰かに拾われウタカタ中に 散ったという。 さらには飛鳥忍軍の後釜を狙い各地から忍びの集団が続々と入ってきているとのこと。 一つは戦を重んじ武具で身を固めた鋼の集団、タラバ忍軍。 一つは奥州の一大勢力、ケノビ忍軍。 一つは女だらけの美しき暗殺者、モス忍軍。 ほどなくして鴉もそれら忍軍と対峙することとなる。 とある任務でタラバ忍軍と邂逅する鴉。 重厚な鎧をまとい大筒を背負ったその姿は光る石の中で垣間見た村を襲った者たちではないか!? なにゆえ里を襲ったか問うも我らは雇われただけと返ってくるのみ。 また別の任務ではモス忍軍の首領、双子のくの一と戦う。 戦いには勝利するも殺す理由は無いと止めを刺さずにいると、理由も無しにうちらの妹を 殺したのはあんたやとなじられ、次はこうはいかへんでと去っていく。 そのころ町では飛鳥忍軍は祟りで滅んだとか、飛鳥攻めには内通者の手引きがあったとか 噂になっていた。噂を流したのは誰だ? 第3の光る石の情報が入る(ランダム) 入手して石を覗き込むと・・・ ―顔・顔・顔 ―血まみれのモスの双子首領 ―頭巾の男と立ち並ぶ飛鳥忍び ―双子と同じ顔のくの一が倒れている ―止めろとうめく声 ―くの一に刃が迫る ―立ち去る頭巾の男。残った飛鳥忍びの顔が大きく迫る この男のせいで何かに巻き込まれたのだと直感的に悟る鴉。 168 :忍道 戒:2009/06/07(日) 02 18 50 ID +vnzzpaUP 遂に戦が始まる中、もくもくと依頼をこなす鴉。 そんなある日任務の帰りに一人の忍びに襲われる。 その顔、眼帯を付けてはいるものの石の中に現われたあの飛鳥忍びではないか!? その体術のキレは凄まじくかろうじて一太刀入れるとなにも言わず消え去ってしまう。 第4の光る石の情報が入る。ウタカタの外れ、荒れ果てた村落に有るという。 その村で鴉は一人のくの一と出会う。 くの一の名はキヌ。鴉と同じ飛鳥忍び。そしてこの村こそ飛鳥忍びの里だという。 鴉の記憶喪失も既に知っている模様。 里を滅ぼしたのは誰の仕業かと問う鴉にガムランの名を挙げるキヌ。 ガムランとは一体? あの時あなたが・・・とキヌが何かを言いかけたときタラバ忍軍首領の奇襲を受ける。 が、キヌと協力しタラバ首領に手傷を負わせると抜け殻に用はないと毒づき去っていく。 ふと辺りを見渡せば光る石。首領の狙いもこの石だったか? 覗き込むと・・・ ―飛鳥の里、そこにはキヌの姿が。 視線がズレ、祠が視界に入る。すると祠には近づくなと白髭の男が現われる。 言い伝えは聞くものよとキヌが続き、頭上からも真面目に薬草を探せと声が降ってくる。 見れば木の上に一人の男。 白髭の男、無闇に木を傷つけるなと木の上の男=ザジをたしなめる。つぼみが薬になると 言い訳するザジに忍びたるものわずかな痕跡も残すなと足場に使ったのであろう幹に 刺さったクナイを指差す。 修行が足らんなとからかう鴉の声に貴様も同じことをしただろとザジの指差した先には クナイの傷跡が。 見つからねば勝ち、それが忍びだと鴉・・・ 振り向けば背後に件の木が。鴉、仲間のことを思い出す。だが無情にも生き残ったのは 鴉とザジだけと告げられる。 それでも一人じゃなかったと喜ぶ鴉は飛鳥を再興させようとキヌの手を取る。 が、ここで一つの疑問が浮かぶ。なぜザジは鴉を襲ったのか? キヌ、あなたにはまだ思い出さなければいけないことがあると去ってゆく。 169 :忍道 戒:2009/06/07(日) 02 19 53 ID +vnzzpaUP 第5の光る石の情報が入る(ランダム) 入手して石を覗き込むと・・・ ―山と崖に囲まれた飛鳥の里 崖下から頭領の屋敷を見上げる頭巾の男と鴉。鴉はあんなボロ屋敷半刻で落とせると豪語する。 頭巾の男には難攻不落の地形に見えたが鴉の考えは違っていた。現在の火器を使えば あの地形が仇になると。 里の奴らは甘い、平和ボケした烏合の衆だと不満をあらわにする鴉・・・ ―とある町 血まみれのモスの双子首領。さらに双子と同じ顔のくの一も倒れている。 ザジの制止を無視してくの一に刃を振り下ろす鴉。 忍びの道を何だと思ってるとなじるザジに強くなるための道具、それ以外なにがあると 嘲るかのように返し頭巾の男と共に去っていく鴉・・・ ―燃え上がる飛鳥の里 頭巾の男=ガムランが鴉の前に現われる。 なぜここに? 鴉の問いに半刻で落とせるというからやってみたまでとガムラン。 ザジが叫ぶ。これはどういうことだ鴉!! ガムランの投げた槍がザジの目をえぐる・・・ 鴉の身に起きたこと、それは全て鴉自身が招いたことだった。 「なんてことだ・・・・・・許してくれ・・・・・・」 174 :忍道 戒:2009/06/07(日) 23 20 29 ID +vnzzpaUP その頃、とある宿場町でケノビ忍軍が牛車を取り囲んでいた。いずこからか商人の娘の 誘拐を請け負っていたのだ。牛車の扉を上げると飛鳥くの一キヌ。扉閉める。 任務失敗を悟るケノビ忍び達だったが幹部Aが逆転の発想でがキヌを誘拐しようと言い出す。 そして脅迫状は鴉の元へ届く。 #書きそびれてたけどケノビ忍軍は首領は来てなくて幹部2人に率いられてます。 #短気な幹部Aと鈍い幹部B・・・幹部というか小頭とかそんな感じ? 有り金を持って指定の場所へ急ぐ鴉。そこには捕らわれのキヌとケノビ幹部二人が。 近づく鴉。ドンドン、ドンドン近づいてそのまま斬りかかる。 なんの迷いも無いその太刀筋にこれは敵わぬと逃げ出すケノビ幹部。 だが戦いのダメージで足元のおぼつかない幹部Aは水車に巻き込まれ溺死してしまう。 それはさて置き解放されたキヌの懐から光る石が落ちる。 石を覗き込むと・・・ ―キヌが止めるのも聞かず祠の封印を解く鴉。 闇の中浮かび上がる一振りの剣。 闇が凝り固まり人の手の様に鴉へと伸びる。鴉を庇いとっさに祠を閉じるキヌと キヌの腕を這い上がるように侵していく闇。 助けてと叫ぶキヌ。びゅるりと鈍い音と共に暗転・・・ 祠から現われたもの、それがガムランだとキヌは考えていた。 ガムランと出会ってからの鴉の良くない部分はどんどん強くなっていったという。 ガムランを封印から解き放ち飛鳥に攻め込む手助けをする・・・ 全ての現況は鴉だった。思い出さなかった方が良かったんじゃないとキヌ。 だが過去に向き合わなければ飛鳥を取り戻せないとキヌの協力を得てガムランの謎を追う。 なぜ鴉を殺さず記憶を奪ったのか? 鴉は一体なにを見たというのか? 175 :忍道 戒:2009/06/07(日) 23 21 37 ID +vnzzpaUP ガムラン、一向に光る石を見つけ出せないタラバ忍軍と揉める。 なら自分で探せと立ち去ろうとするタラバ首領を指も触れずに持ち上げ、叩き落す。 体を操るは易し、されど心を操るは至難・・・それも魂の欠片に秘められた呪文があれば 全て意のまま・・・ そう呟くガムランに暗い目を向けるタラバ首領。 モスの双子首領、キヌに化けて鴉を不意打ちしようと企む。 ケノビ幹部B、幹部Aの墓を前に仇討ちを誓う。 飛鳥忍びザジ、再び鴉を襲うも失敗に終わり説得の声を振り切り闇へ消える。 そして第7の光る石の情報が入る(ランダム) 入手して石を覗き込むと・・・ ―飛鳥の里を襲うタラバ忍軍 ―瀕死の飛鳥頭領、禁術を守れと鴉に言い残す ―火の手の上がった屋敷の中、書を開き巻き物を解く鴉。 ―禁術を見つけ出した鴉の背後にガムランが立つ ―追い詰められる鴉、貴様に渡すくらいならと炎の中に巻き物を投じる ―愚か、と呪文を唱え出すガムラン。その手は鴉に向けられ・・・ 鴉、遂にガムランの狙いを突き止める。 176 :忍道 戒:2009/06/07(日) 23 22 18 ID +vnzzpaUP ウタカタ城完成間近。 だが天守に飾る黄金のシャチホコを何者かが狙っているという。噂ではシャチホコの目が 夜な夜な怪しい光りを放つとか。 最後の欠片では?とウタカタ城を目指す鴉だったが道中の森にガムランが待ち伏せていた。 とっさに手裏剣を投げるも素通りしてしまう。 お前と遊んでる暇は無いとガムランのかざした手が呪文と共に鴉に迫る。 ウタカタ城落成式。 祝いの宴をひらく一条信輝。そこへ領民から祝いの巨大な熊の生け捕りが届く。 だがこの晴れの日に城へやってきたのは民達だけではなかった。 それぞれの思惑により飛鳥・モス・ケノビ・タラバの4忍びが結集しようとしていた。 #プレイ方針にもよるが落成式までには一条・赤目・貞女のうち一人は暗殺済みと思われ。 #一条家が滅んでても別勢力が城を完成させるけど暗殺されたのは貞女ってことでよろ。 モスのニセキヌとその妹、鴉を求め城にやってくるも本物のキヌとばったり出会ってしまう。 そこへ檻を破って逃げ出した巨熊が現われる。 妙に人間臭いその熊は華麗な体術を見せてモス首領の妹を投げ飛ばしてしまうではないか。 その技のキレにキヌ sは鴉を思い浮かべる。 鴉なの?とつい洩らしたその言葉に激しくうなずく熊。ガムランの魔手により鴉の魂は 熊の中に押し込められていたのだった。 熊を前にあたしが本物と言い争うキヌ sだったがその争いはすぐに決着がつく。なぜなら キヌの右手は義手なのだから。 これで分かったでしょと外した右手を見せ付けるキヌ。だがそれを見ていたのは鴉だけではなかった。 分かったぞと叫び頭上から降ってくるケノビ幹部B。彼もまた飛鳥忍びへの復讐の機会を 狙っていたのだ。そしてその巨体は右手を「外さなかった」方のキヌをプチリと押しつぶす・・・ 妹ブチ切れ。 「お前らみんな、死んどけーーーーーっ!!」 タラバ首領、その騒ぎを他所に天守に飾られたシャチホコから光る石を抜き取る。 禁呪の秘密を手に入れた興奮のあまり高笑いをする首領に当然鴉も気付くが、ここは あたしに任せてとキヌが追うことに。モス妹も逃げるケノビ幹部Bを追って去ってゆく。 仕方なく小屋に帰る鴉だったが、今すぐ元の肉体を見つければ戻れるかもとのオンジの 助言に従い森へと走る。 177 :忍道 戒:2009/06/07(日) 23 23 00 ID +vnzzpaUP タラバ首領、ガムランを裏切り人を意のままに操るという禁術の実験台にしようとする。 だが、禁術はその効果が大きいだけにいつでもどこでも使えるという類のものではなかった。 焦るタラバ首領。ならばと配下の忍び達と共に大筒を撃ちまくるが、その弾はガムランの 眼前でピタリと止まったかと思うとタラバ忍びへと弾き返される。 その圧倒的な力の前に屈服するタラバ忍軍。 ガムラン、月を見上げるといよいよ次の満月がそのときと吠える。 一部始終を見ていたキヌ、長居は無用と立ち去る。 森の中、無事体を見つける鴉。そのまま気が遠くなり倒れてしまうが目覚めた時には 体は元通りに。そして目の前には一匹の猫。なんとこの猫、人語を話すではないか。 もののけかと跳び退く鴉だったが、この猫こそ鴉に数々の助言を与えた矢文の主オンジだった。 彼もまたガムランの手により魂を抜かれた者。 修験者として旅をする中ガムランと出会い、深入りしすぎたためか抜魂術の餌食となったのだ。 肉体は既に灰になったものの、それでもガムランの謎を追い続けたオンジに彼の知る 全てを教えられる。 900年前、修験者達の戦いがあったという。 屍を蘇らせる反魂術を巡って良き修験者達と悪しき修験者が争ったのだ。 戦いは良き修験者達が悪しき修験者をかろうじて封印するという形で幕を閉じた。 以来、封印の祠と反魂術を守り続けた修験者達。そう、彼らこそが飛鳥忍びの祖先なのである。 一方、悪しき修験者は自らの魂を抜き出して祠の中で生き続けていた。 その悪しき修験者こそがガムランであり、封印からは解き放たれたものの所詮は魂だけの存在。 その不安定さゆえガムランにはそう多くの時間は残されていなかった。 鴉は朽ちた肉体を取り戻すため利用されていただけなのか? そしてオンジの魂もまた、猫本来の魂へ溶け去ろうとしていた。 鴉、改めてガムランを倒すと誓う。だが同時にガムランに勝てるのかと不安が首をもたげる。 ザジ、三度鴉の前に姿を現す。 密かにザジと繋がっていたキヌによりガムランの謎は全て筒抜けだった。 ザジ、ガムランの屍を焼き払おうと祠に行ってみたもののは既にもぬけの殻だったことを告げる。 鴉、許せとは言わないが今の俺を見てくれと懇願するがどうしても納得できないザジは 去ってしまう。ザジもまたガムランと一人戦う決意をしていた。 一条信輝、ガムランが赤目と手を組んだとの情報を得る。 死人の軍団を造り上げんとするガムランの存在を危惧し、遂に赤目・ガムランの抹殺を決意。 そして赤目の死を持ってウタカタの戦は終結する。 だがガムランはとうとう現われなかった。 178 :忍道 戒:2009/06/07(日) 23 23 42 ID +vnzzpaUP 反魂術には大量の影の力が必要。すなわち時は満月、そして場所は封印の地飛鳥。 ガムランはそこへ現われると予見するオンジ。キヌの執拗な説得によりザジも鴉との 共闘を承諾する。 飛鳥の里。そこにはタラバ忍軍の影が。 タラバの守りを突破し封印の祠へ近づく鴉とザジ。先行する鴉の合図を受け飛び出す ザジだったが、そこへ陰に潜んでいたタラバ首領の凶弾が襲いかかる。 ザジ死す。 先の合図は鴉の罠だったのかと絶望の中その命は散っていった。 怒りの鴉、タラバ首領を切り伏せる。 一足遅れてキヌ。ザジの無惨な姿を見てガクリと膝を付く。 そして里に響き渡るガムランの笑い声。ガムランの肉体は既に復活していたのだ。 襲いくるガムランの念動術をかいくぐり何度も斬りかかる鴉だったが如何なる秘術か その身は刃をまったく受け付けない。だがそこへキヌの背後からの一撃が。 苦痛の呻きを洩らすガムラン。 キヌの手に光る一振りの剣、それは祠に封じられていたあの剣ではないか。 これならばと思ったのも束の間、念動術により吹き飛ばされ剣を落としてしまうキヌ。 止めの一撃と手を振りかざすガムランだったがそこへオンジが飛び掛る。とはいえ非力な 猫の身、容易く吹き飛ばされてしまうがその一瞬の隙を突き、封印の剣を手にした鴉が 遂にガムランを討ち果たす。 この戦いでオンジもまた命を落とす。そして鴉は最後の魂の欠片を砕き反魂術を永遠に葬り去る。 飛鳥の里に朝が来る。 飛鳥の再興-それが残された者の務めと鴉は考えていたが、キヌはザジの死に深く心を痛めていた。 「この業は背負って行かねばならない・・・別々にね」 そう言ってキヌは鴉を拒絶し何処へともなく去っていくのだった。 おわり 179 :忍道 戒:2009/06/07(日) 23 24 38 ID +vnzzpaUP 鴉の物語はこんな感じ。 これに絡んで、一条・赤目・貞女が生き残る3つのエンディングがあり 一条の場合、勢力一つ潰した辺りで自分は戦乱の世を生き抜く器じゃないと弱音を吐き、 出家しようと考えてるのを鴉に打ち明けてラストは鴉みたいのが戦乱の世を生きるに 相応しいとか言って一人旅立っていく。 赤目の場合、勢力一つ潰した辺りで不治の病を患ってると打ち明けられる。 (そのためか、資金潤沢なのに戦の準備整わないまま無理にウタカタに攻め入ってきてる) ラストでも全然元気だったけどね。そんで鴉は行方不明。 貞女の場合・・・なんか愚痴聞かされる。これも鴉は行方不明。 も一つ3勢力とも残ってる隠しエンドがあるけどこれはガムランを警戒して一時休戦するも ガムラン死ぬからまた戦が始まるって終わり方。詳しくはPART31の214あたりにあった。 あとモス首領の妹とケノビ幹部Bは最後の方で決闘申し込んでくる(ランダム?) 受ければ殺せて残党撤退ってなるけど受けない/申し込まれない場合は モス妹>生き残ったのは運が良かったんだと前向きに考えて残りの人生を姉妹の供養に捧げる。 ケノビ幹部>鴉が熊に変身したことにビビって故郷に帰る。そこから呪いを掛けてくるらしい。 以上です。 343:忍道 戒:2011/09/24(土) 10 58 49 ID ??? 隠しED ザジがプレーヤーの行動で命運を大きく左右される理由が発覚 8章までに大名の信頼を全員41以上にすることで発生するED 誰も暗殺しなくてよい それが和平EDである ザジが串刺しにされた後が変わり、三勢力の部下がザジを救助する 最後にキヌの肩を借りて背を向けたザジを斬り付けなかったため、ザジ、キヌとともに飛鳥再興を匂わせるEDとなる ちなみに、続編の忍道2では一条が勝利、貞女は旅に出て失踪、影虎は勢力を失い落ち武者になっている。また、鴉とキヌは出稼ぎをして飛鳥を支えている。 他にも、ケノビは渦虫が頭領となりモス妹は活動再開、タラバは頭領不在状態を維持し任務を続行する。
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最後の忍道 / 最後の忍道 NINJA SPIRIT 最後の忍道 -NINJA SPIRIT- 機種:AC, PCE, GB, NS, PS4 作曲者:石田雅彦 (OHGI.....) 作・編曲者 (PCE):石崎正人 発売元:アイレム 発売日:1988年8月4日 (AC)、1990年7月6日 (PCE)、1993年12月18日 (GB)、2019年7月4日 (NS, PS4) 概要 アイレムが1988年に発売した忍者アクションゲーム。 幕末の日本をモチーフとした暗く硬派な世界観が特徴。 超攻撃的な自キャラVS多くて硬くて殺意全開な敵、という壮絶な内容で難易度もかなり高い。 一発死オンリーのアーケード版があまりに難しすぎたせいか、移植版ではライフ制も導入されていた。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 IZA (TITLE BACK) 石田雅彦 CREDIT 効果音 OSHIE (START DEMO) Theme from BUTSUZO (STAGE 1) KESSEN (NORMAL BOSS) IZANAI (STAGE CLEAR) FOREST (STAGE 2) MOON (STAGE 3) KARAKURI (STAGE 4) BEHIND THE WIND (STAGE 5) DARK BLUE (STAGE 6) アーケード58位第2回アーケード195位和風140位横スクロール136位1980年代84位 KIZASHI Part 1 (STAGE 7) KIZASHI Part 2 (FINAL BOSS) DEEP BLUE (ENDING) MISS 効果音 MUNEN (GAME OVER) THE END SASURAI NO SAMURAI NO TOMURAI (RANKING) KANE (CONTINUE) PCエンジン版追加曲 TSUGARU 石崎正人 (*1) PCエンジンモード エンディング サウンドトラック イメージファイト ―G.S.M. IREM 1 ― GAME SOUND LEGEND SERIES LEGEND OF GAME MUSIC 2 ~PLATINUM BOX~ DISC 5に収録。すべて大文字曲名表記となっている。 アイレム レトロゲームミュージックコレクション 2 DISC 1に収録。 関連動画 最後の忍道 プレイ映像 PCエンジン版(Wii Uバーチャルコンソールアーケードで配信されていたバージョン)のプレイ映像
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今日 - 合計 - 忍道 戒の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 13時17分44秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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No. クエスト名 内容 クリア報酬 1 裏庭の雑草を取り除こう!(*1) 裏庭の雑草を1回取り除く お手入れアイテム×15 2 裏庭のいしころを取り除こう! 裏庭の石ころを1回取り除く お手入れアイテム×8アスターの種/黄×1 3 アスターの種/黄を植えてみよう! 裏庭にアスターの種/黄を1個植える 900ライフC 4 アスター/黄を育てよう! 裏庭のアスター/黄に1回水やりする裏庭で好きな植物に1回お手伝いする裏庭のアスターの種/黄を1回つみとる アスターの種/ピンク×6調合インク/赤×1 5 調合してみよう! 調合台を1回設置する裏庭でアスターの種/赤を1回調合する シンプルな窓/壁専用×1 6 裏庭でもようがえをしてみよう! 裏庭で壁にシンプルな窓/壁専用を1回設置する 裏庭専用土地券×2
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不思議な日本の裏庭列島は タウンというCGIゲームの設置を中心としたコミュニティサイトです。 是非是非ご参加ください。 登録手続きって名前とパスワードを入力すればいいだけですよ。 メールアドレス不要なのです。 テーマの舞台はこの国日本です。 このゲームは完全無料ゲームです。管理人の趣味で運営しているそうです。
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■忍道 戒 忍道戒 不殺プレイ 【作品の傾向】制限プレイ 【状況】(08/04/07〜08/04/12)(完) 【全動画数】8 【マイリスト】mylist/6039429 【備考】敵を倒さずプレイ この動画情報を編集 このページの一番上へ タグ:ACT PS2 し このページを編集
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・第1回目/裏庭 ここは裏庭…… 校舎の裏側ということもあって人気はあまりなく、とても静かなところだ。 緑も多くて気分が落ち着く。 奥の方には一本の大きな木が生えている。 俺は何となく木がある方へと足を運んだ。 主「よいしょっ……と」 木の根元に腰を下ろした。 どこからともなく、心地いいそよ風が駆け抜けていく。 ……はぁ…………気持ちいい… ………………………… ……ん? ……人がいる気配を感じた。 ………あたりを見回すが、特に誰も見当たらない。 ふと、上を見上げてみる。 主「‥わッッ!!!!」 き、木の枝に人が……!! 茂っている葉っぱでよくは見えないが、そこには間違いなく人がいた。 主「あ…………」 あれは………灰塚さんだ。……灰塚さんが枝に座っている……? …どうやって登ったんだ……? その枝の高さは4メートル近くはあった。 何かを見ている格好をしているが……… こっちには気付いていないのだろうか。……… 主「灰塚さーん!」 リ「…………………」 主「………何してんだー?」 リ「…………………」 主「………………」 リ「………………」 主「………」 リ「本を……………」 あ……本、読んでるのか。 リ「……………」 主「そ……そこ、高くないか?」 リ「…………いいえ。」 主「そ………そう……………………」 灰塚さんは、無表情のままゆっくりとこちらに顔を向けた。 リ「……何か、用ですか?………」 主「え……」 用はない………のだが。 主「…いや、何してるのか気になったからさ」 リ「…………………。」 主「あ、いや。読書の邪魔してすまなかったな。‥‥それじゃ!」 《違う場所》 ……………はぁ……………… 勢いで走って来てしまった。 何で俺……こんなに挙動してるんだ‥‥。 とりあえず‥‥帰る…………か…………… ・第2回目/裏庭 ここは裏庭…………… やっぱり、ここは静かで居心地がいい。 校舎に隠れて陽があまり当たらないせいか、 風がちょっとだけ冷たく感じる。 奥の方に足を進めて行くと、あの大きな木が視界に入る。 あ……今日も………いるかな……? 俺は気になって、木がある方へと足を向けた。 主「…………」 そっと、木の上を覗いて確認してみる。―――――― あ………………いた。 灰塚さんは、この前と同じ枝に座って本を広げていた。 集中していて全く俺には気付いていないようだ。 声………かけてみるか。 主「おーい、灰塚さん」 俺は大声で灰塚さんを呼んだ。 すると、灰塚さんは一瞬こっちへ顔を向けが、また本の方に視線を移した。 リ「…………………」 主「今日もここにいたのか」 リ「…………………」 主「よいせっ……と」 俺は、その場に腰を下ろした。 主「この場所、好きなんだ?」 リ「…………………」 主「裏庭ってさ、あんまり目立たないけど……いい所だな」 リ「…………………」 主「木の上って落ち着くよな。俺もよく、小さい頃登ってたよ」 リ「…………………」 主「登り切って、“今日からここが俺の秘密基地~~”とか言ってさ」 リ「……………」 主「でも大抵、そこから下りれなくなって焦るんだよな。…ははは」 主「懐かしいなぁ。………」 リ「………………。」 主「灰塚さんもそこが秘密基地なのか?」 リ「…………………」 ―――――やわらかな風が吹く。 木の葉っぱが揺れる音が心地いい。 主「…………………」 ……嫌われてんのかな………………… 主「…………俺、いたら邪魔……だったな。……ごめん」 そう言って俺は立ち上がり、向こうの方へ行こうとした。 リ「別に……」 主「……?」 振り返ると、灰塚さんが俺の方に顔を向けていた。 リ「………邪魔じゃ‥‥ない、です。」 主「え‥‥?」 リ「………………」 灰塚さんは、また本へと目を移した。 ……嫌われては……いない‥‥のか。 主「灰塚さん。何で……そんなとこにわざわざ登るんだ?」 リ「…………居心地が………いいので。」 主「……そっか‥‥‥」 ていうか今更だが、どうやって登ったんだろう‥‥あんな高い枝まで…… 主「下りる時、怖くないか‥‥?」 リ「………別に………」 主「…………そう」 リ「……………」 主「でも、気をつけないと落ちたらケガするぞ?」 リ「……………」 リ「………平気です」 主「……ほんとか?」 リ「……………」 主「……………」 リ「………あの、●●さん」 主「ん?」 リ「‥‥そこをどいてください」 主「え‥?」 何でなのかは分からなかったが、 とりあえず言うとおりに、灰塚さんから少しだけ離れた。 何をするんだろう‥‥ ‥‥‥‥すると瞬間、灰塚さんの体は枝から飛躍した。 スカートの裾が重力に逆らい、細い脚があらわになる。 ―――そして次の瞬間には、地面に着く音と共に 綺麗に着地した灰塚さんの姿が、俺の目の前にあった。 そのあまりの可憐さに、俺は一時呆然としていた。 主「……………」 リ「……………」 灰塚さんは何事もなかったかのように立っている。 主「平気……そうだな」 リ「……………」 灰塚さんは、根元に置いていた鞄を無表情で取りに行った。 主「…あ……もう、帰るのか?」 リ「……いえ」 主「用事…か何かか?」 リ「………はい」 主「そっか……」 リ「では、失礼します………」 灰塚さんはそう言うと、颯爽と校舎の方へと歩いて行った。 俺は後姿が見えなくなるまでボーっと見つめていた。 …………不思議だな……灰塚さんって……
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